泣いてもいい。家族の病気を支える中で大事だと感じたこと

先週は毎週金曜日に配信しているライブをお休みしました
夫が入院・手術をすることになったからです

夫は脂肪肉腫(脂肪ががん化する病気)で治療を続けています

抗がん剤治療前の血液検査で腎臓の数値が悪化しており

CTで確認すると

腫瘍が腎臓と膀胱をつなぐ管を圧迫し

尿の流れが悪くなっていることがわかりました

ステントを入れる処置を試みましたが入らず

腎ろう(腎臓から直接尿を排出する管)を造設する

手術が必要になりました

手術は無事に終わり

術後は痛みや尿バッグの管理が必要なものの

少しずつ回復しています

今は生活の中で外出時や職場復帰に向けて

服装やバッグの扱いの工夫をしながら試行錯誤しています

悲しみを我慢しすぎないことの大切さ

今回改めて感じたのは

「辛い、悲しい気持ちは我慢しすぎず一度きちんと味わうことが大事」

だということ

家族が病気を抱えながら暮らす中で

準備や対応に追われ

悲しむ余裕すらなく過ぎていく時があります

けれど

一段落した時に大きな悲しみが押し寄せてくる

今回私自身も気持ちが落ち込んだ時

仲間に話を聴いてもらったことで心が落ち着きました

「話したところで状況は変わらない」と思うかもしれない

でも、辛い気持ちを言葉にして誰かに受け止めてもらうと

とても大きな安心感が得られます

辛いときは、遠慮なく話

に来てください

夫の病気は完治が難しく

辛さや悲しみが完全になくなることはありません

それでも、今できること

楽しめることを見つけながら暮らしていくことが

大切だと感じています

もし今、不安や辛さを抱えているなら

一度話しに来てください

私自身、たくさん泣いて

たくさん話を聴いてもらって乗り越えてきました

辛い気持ちを口に出すことが次の一歩を踏み出す力になります

話すことで心が少しずつ軽くなり

あなたの周りに優しい世界が広がる

お手伝いができたら嬉しいです